10月2日から4日まで開催された
くまもと復興映画祭。
どれも素晴らしい映画でした。

中でも最終日の最後の作品

「ソワレ」

父親の性暴力を受け続けてきたタカラ(演じるのは芋生悠さん;熊本県出身です!!)と
好きな演劇にのめり込むことも、定職につくこともできない、自称俳優・翔太。
偶然出会い、現実から逃げる男女二人のほぼ絶望的とも思える逃避行。

翔太がタカラに叫ぶ
「お前はなんも、悪いことしとらん」
「悪いのはあいつやん」

私は仕事柄、どうしてもタカラに心情移入してしまい
最後まで動悸がおさまりませんでした。
タカラのような少女をみてきた私としては
この映画は、性暴力の被害者を実にリアルな描写で、
非常に繊細に表現していただいた、社会派の映画だと思いました。
たくさんの方に観ていただきたいです。
絶対に許すことはできない性暴力。←どうしてもこの視点になってしまう私。。。

そうそう、最後のシーンも、
ああ、そういうことだったのか・・・と。

とにかく、みなさんにも一度是非観ていただきたいです。
なんと、くまもとdenkikanで絶賛上映中です!
10月15日(木)まで。
私も、もう一度見直したいシーンが一瞬、あるので
足を運ぶつもりです。

久しぶりに
2回観たいと思う映画に出逢いました。

皆さんも、是非!!!!!

映画『ソワレ』 | 8.28 FRI Roadshow

医療法人FSLC