現在、日本女性の平均寿命は80代後半となりました。長いセカンドライフを充実させるためには、心身の健康が欠かせません。寿命とともに健康寿命を延ばすには、からだの機能が激変する更年期のケアが大切になります。
更年期の不調の原因は、卵胞から分泌されるエストロゲンというホルモンの減少です。そこで投薬や貼り薬によってホルモンを補充することで、症状を緩和するのがホルモン補充療法です。
エストロゲンの欠乏が続くと、脂質異常症(高脂血症)や動脈硬化などの生活習慣病、骨粗しょう症や認知症など、健康寿命が損なわれる恐れもあります。長く健康に人生を楽しむためにも、動悸・息切れ・のぼせ・頭痛・耳鳴り・やる気・性交痛などの体の不調や、不眠・不安感・疲労感などの心の不調があったら、「このくらいで」と我慢をせず、一度お気軽にご相談ください。