朝晩は涼しくなってきましたね。

本当に今年の夏は凄まじい暑さでした。
おしゃれに興味がなくなったわけではないのですが、
何を着ればよいのかわからず、毎日同じ服で通勤しています
(ちゃんと洗濯はしていますよ!笑)

さて先週は小川工業高校にお邪魔しました。

男子が463人、女子が63人と
圧倒的に男子生徒さんが多く、
私のポリシーとして

「男子生徒への性教育」

を掲げている身としては、よっしゃ、張り切っていこう!と思ったその時に

「ぷ〜〜ぅ」

とありがたいお鳴らしが。。。そして爆笑の渦。。

「生理現象ですから、気にしないで。
でも授業がやりやすくなりました。ありがとう!」

とお礼を言って、和やかな雰囲気の中授業をすることができました。
女子はもちろんのこと、
男子諸君、よく聴いてくれていたと思います。

授業後に、担当の先生から生徒さんの感想を含めた、以下のようなメールをいただきました(一部抜粋)

『「月経は男子には関係ないと思っていたけど、それは間違いだった。女性の体や心を理解して寄り添うことができるようになりたい」

「女性の辛さを完全には理解できないと思うけれど、男性が気を遣ったり優しく声をかけられるようになれば、女性の負担を軽くすることはできると思う」

「女性と関わる機会が少なく、知らないことが多かった。もし付き合うようなことがあれば、相手をよく知って、大切にしたい」
というような男子からの感想が複数あり、胸がいっぱいになりました。共感はできなくても理解したい、何かできることをして負担を軽くしたい、そう思った今日の気持ちをずっとずっと大切にしてほしいです。

また、女子からは
女性からは言いにくいことをたくさん話してもらえて嬉しかった」
「月経や性感染症など、何かあったら受診しようと思った」
という前向きな感想が多くありました。
本校の生徒たちは、ほとんどが工業系の職種に就職するため、職場での男女比率も現在の学校生活とほとんど変わらないと思います。そのため、男子は女性が少数でも働きやすい職場をつくるための気遣いを、女子は男性の同僚や上司にも自分の体調などを相談できる勇気を身につけて卒業してほしいと思っています。
 また、生徒一人一人が自分の望んだライフプランに近い人生を歩むことができるよう、生徒たちとたくさん話し合っていきたいです。』

このメールをいただいて、私も胸がいっぱいです。
この授業が心の片隅にでも残ってくれれば、、と思います。

素敵なレディー&ジェントルマンになってください。

先生方、本当にありがとうございました!

医療法人FSLC