9月の新学期を前に、城北高等学校の先生方にお話させていただきました。

生徒に話をすることはあっても、先生方に、という機会はなかなかないためどんな内容にしようかなと思いましたが、事前に頂いたご質問にある程度沿うような形で進めさせていただきました。

去年も私立高校の養護教諭の先生方(全員女性でした)に同じようなセミナーを開催させていただきましたが、大きく違うのは今回は男性が半分ほどの参加であったことです。
お顔を拝見する限り、同年代のような印象。
さて、この先生方に私の話が受け入れていただけるか?

いつも学生に話す内容に、一歩踏み込ませていただきました。
リアクションが生徒と異なり、

「先生方、引いてませんか〜?(笑)」

なんて、途中お声かけしながらの1時間でした。

最後の教頭先生のお話で
「生徒に相談されても、踏み込んだ対応はちょっと難しい」

とおっしゃいましたので

「当然だと思います。先生方はこういう教育を受けてないのですからご存知ないこともたくさんあって、戸惑われることも多いはず。生徒から相談があって対処できないと思われたら、女性の先生や若い先生方に相談されてみて対応をお考えください」

とアドバイスしましたが、先生方の苦悩も手に取るようにわかります。

私たちが学生だった頃と、あまりにも変化が大きくて、大人がついていけてない実態があります。この差を埋めるのは本当に難しいと思います。

 

医療法人FSLC